【Ver3.00】

バーチャルプロダクション撮影サポート機能の追加

In-Camera VFX用途で使うLEDウォール背景 照明と実照明が混ざった環境で撮影する場合に、
LEDウォールの色温度と実照明色温度の混合比率を設定することで、人肌の色再現の補正をサポートします。
ゲンロックの位相調整時に、変更した値が即 時反映されるようになりました。
これにより、パネル発光に対する撮像位相の調整が容易になります。

ライブ制作における機能性拡大

RM/RCP Paint Controlがオフ(標準モード) のときに、RM-B170などのリモートコントロールユニットから、
ホワイトバランス機能およびシャッター機能の制御を行うか否かを設定できるようになりました。
RM/RCP Paint Controlがオンのときに、各 種出力映像に適用するLUTとしてLookが選択できるようになりました。
また、User 3D LUTも使用できるようになりました。
Saturation、Skin Detail機能を追加しまし た。RM/RCP Paint Controlがオンのときに、Paintメニューで設定できます。

その他の改善した機能

Project Frame Rateが24/25/50の場合に、 33.33 FPSを設定できるようになりました。
Project Frame Rateが23.98/24.00で、か つ可変速撮影(Variable FPS)の60 FPSでの、
ビューファインダー画面のパラパラ感やカクつき感を改善しました。
イメージャーモードが5.8K 17:9のときの2.0x のDe-Squeeze倍率において、Zoom to Fit 2.39:1が選択できるようになりました。
これにより、MPC-3628でのアナモフィックレンズを使用した撮影でも 90 FPSまでのハイフレームレート(HFR)撮影ができるようになります。
各種出力映像に適用するLUTとして Log(Legal)が選択できるようになりました。
この設定により、S-Log3のデータを外部編集機器にリーガルレンジで出力できるようになります。
ピーキング表示のオン/オフを、アサイナブ ルボタンで切り換えることができるようになりました。
Input Color SpaceにACEScctを設定した場 合のMonitor出力映像やビューファインダー画面映像に適用するLUTとして、
ACES 1.0 Output-Rec.709が選択できるようになりました。
2.2:1のアスペクトマーカーを表示できるよう になりました。
MaintenanceメニューのFactory Resetを実 行することで、設定値のリセットだけでなく、
パスワードやUser 3D LUT等の内蔵メモリーに保存したファイルデータもリセットできるようになりました。

Release Notes


【Ver.2.10】

Zoom to Fit機能の改善と追加
· Zoom to Fit 16:9で撮影された8.6K 3:2の記録画像を画枠最大に表示できるように改善しました。
· 8.6K 3:2に設定できるZoom to Fitの選択肢として2.39:1を追加しました。
· Zoom to Fit 16:9に対応するイメージャーモードを追加しました。


【Ver2.01】

User 3D LUTデータ使用時のメディア記録改善
User 3D LUTデータを使用してメディア記録を行う際、一定の条件下でカメラがUser 3D LUT データを読み込めなくなる現象を改善しました。


【Ver2.00】

VENICEエクステンションシステム2 CBK-3620XSへの対応
· VENICEエクステンションシステム2 CBK-3620XSとの接続に対応しました。
· CBK-3620XSのアサイナブルボタン(5~ 7)を設定できます。
· イメージャーブロック延長時の水準器の情報を表示できます。アナモフィックレンズ用Zoom to Fit機能
· アナモフィックレンズ装着時に、17:9または16:9の画サイズで記録映像を切り出して出力することができます。ProRes記録時でも使用可能です。ProRes 4444 XQ記録対応
Apple 4K/QFHD ProRes 4444 XQ記録に対応しました。LUT/CDLデータの記録メディアへの格納機能
記録時に使用したUser 3D LUTおよびASC CDLデータが、AXSメモリーカードに記録され、メタデータに格納されます。クリップ再生時の再生位置表示とフレームジャンプ機能
· 再生時の表示フレーム位置情報をビューファインダー・モニター画面および再生画面に表示することができます。
· 再生を一時停止しているときに、指定したフレームコマ数のステップ間隔でフレームジャンプして再生できます。外部ゲンロック信号入力時のSyncShift機能
· 外部からのReference信号に対して、カメラの内部SYNCをシフトすることができます。外部の表示装置との撮像同期調整が可能です。
· ゲンロックがかかっている場合の信号の種別表示に、周波数およびスキャン方式を表示するようになりました。その他便利な機能
· 記録中のタリー表示の位置を変更して、2.39:1の画サイズの記録映像表示が見やすくなりました。
· ビューファインダー画像をSDIモニターに出力できるようになり、ピーキング画像をSDIモニターで確認できます。
· カメラIDを、従来の1文字のA~ Zの設定に加え、2文字のAA ~ ZZで設定できるようになりました。